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怖がらせない。仕組みから守る。

iPhone・Androidで位置情報の共有先を確認する

「探す」「ファミリー共有」「アプリごとの位置情報許可」「Googleロケーション履歴」を順に開いて、現在の共有先を一覧化するための手順記事。設定を変えたときに相手側に何が見えるかも併記する。

この記事を、監視されている可能性のある端末では読まないでください。 職場の端末、公共施設の端末、信頼できる人から借りた端末など、相手の手が届かない環境からご覧ください。

状況が続いていて誰かに話したいときの窓口を、手順より先に置いておきます。

答え — 開く場所は4つある

「今、自分の位置情報が誰に渡っているか」を知りたいとき、確認する場所は次の4つです。ここを順に開けば、共有先の一覧はだいたい出そろいます。

  1. 人を指定した位置共有 — iPhoneなら「探す」アプリ、Androidを含む多くの環境ではGoogleマップの「現在地の共有」。相手が個人名で一覧表示されます
  2. ファミリー共有 / ファミリーグループ — 家族として登録した相手には、1と別の経路で位置情報が出ている場合があります
  3. アプリごとの位置情報の許可 — ここでの相手は人ではなくアプリの提供者です。どのアプリに、どの粒度で渡しているかを見ます
  4. 位置情報の記録(履歴) — iPhoneの「利用頻度の高い場所と経路」、Googleマップの「タイムライン」。誰かに送っているというより、端末やアカウントに溜まっている記録です

1と2は「誰が見ているか」に直接答えます。3と4はすぐには誰かに見えていないかもしれませんが、その端末やアカウントに触れる人がいれば読める場所です。原因は1つとは限らないので、4つとも見てください。

以下、iPhone側とAndroid側に分けて、公式ドキュメントに記載された画面の順路をたどります。**iPhoneをお使いの方は次の節と「iPhone」で始まる3つの節を、Androidをお使いの方は次の節と「Android」で始まる3つの節を読めば足ります。**そのあとの「止めたとき、相手の画面には何が出て、何が出ないのか」以降は、どちらの方にも共通の内容です。

設定を触る前に — 変えたこと自体が相手に伝わることはあるのか

これが手順より先に来る理由は、順番を間違えると状況が悪くなり得るからです。

Appleは「個人の安全を確保するためのガイド」の中で、「探す」の位置情報共有について次のように書いています。「『探す』で位置情報の共有を開始して、あとで停止した場合、相手に通知は送信されず、相手の友達リストにあなたが表示されなくなります」(出典: Apple「チェックリスト2: 位置情報を管理する」https://support.apple.com/ja-jp/guide/personal-safety/ips3dbc70436/web 、2026-08-07確認)。

ここは読み違えやすいところです。通知が飛ばないことと、相手が気づかないことは別です。 相手の「探す」アプリからあなたの名前が消えるので、相手がそのアプリを開けば、共有が止まったことは見て分かります。「気づかれずに止められる」わけではありません。

そしてこの記事は、気づかれずに止める方法を扱いません。相手に監視されている状況で、急に位置情報が見えなくなること自体が相手の行動を変える可能性があるためです。止めるかどうか、いつ止めるかは、この記事の手順より先に、上に挙げた窓口に相談して決めてよい判断です。 確認だけ先にして、変更は保留するという進め方も選べます。

Appleは同ガイドで、iOS 16以降を搭載したiPhoneでは「個人情報安全性チェック」を使うよう案内しており、その中に「緊急リセット」(すべての人やアプリとの共有を素早く停止する)と「共有とアクセスを管理」(人ごと・アプリごとに個別に見直す)の2つがあると説明しています。利用にはiOS 16以降と、2ファクタ認証を使用しているApple Accountでのサインインが必要とされています(出典: Apple「iOS 16以降を搭載したiPhone用の個人情報安全性チェック」https://support.apple.com/ja-jp/guide/personal-safety/ips2aad835e1/web 、2026-08-07確認)。急ぐ理由がないなら、まず「共有とアクセスを管理」で一覧を見るところから始めるのが穏当です。

この記事が前提にしているバージョンと確認日

設定画面はOSの更新で変わります。この記事が参照したのは次の状態です。

参照先バージョンの記載確認日
Apple「iPhoneユーザガイド」(https://support.apple.com/ja-jp/guide/iphone/welcome/iosバージョン選択がiOS 26からiOS 13まで並び、iOS 26が現行版として先頭にある2026-08-07
Apple「iOS 16以降を搭載したiPhone用の個人情報安全性チェック」(https://support.apple.com/ja-jp/guide/personal-safety/ips2aad835e1/web「個人情報安全性チェック」はiOS 16以降が対象と記載2026-08-07
Apple「チェックリスト2: 位置情報を管理する」(https://support.apple.com/ja-jp/guide/personal-safety/ips3dbc70436/web「iOS 15以前を搭載したiPhoneを使用している場合」向けと明記2026-08-07
Google「Android デバイスの位置情報の設定を管理する」(https://support.google.com/android/answer/3467281?hl=jaAndroid 12以降/11以下などバージョン別に手順を記載2026-08-07
Google「アプリの位置情報の利用許可を管理する」(https://support.google.com/android/answer/6179507?hl=ja「Google Pixel では、この手順の一部は Android 11 以降でのみ動作」と記載2026-08-07

お使いの端末の表示がこの記事と違う場合は、上のリンク先を開いて、そちらの記載に合わせてください。

iPhone — 「探す」で今、誰に位置情報が届いているか

現行のiPhone(iOS 16以降)で先に開くのはここです。「設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「個人情報安全性チェック」>「共有とアクセスを管理」。 Appleはこの機能について、人ごと・アプリごとに共有状況を確認してカスタマイズできるものだと説明しており、画面上で「人をタップ」または「情報をタップ」して共有相手と共有内容を確認し、共有を停止したい情報を選ぶ、という流れになると案内しています。利用にはiOS 16以降と、2ファクタ認証を使用しているApple Accountでのサインインが必要とされています(出典: Apple「iOS 16以降を搭載したiPhone用の個人情報安全性チェック」https://support.apple.com/ja-jp/guide/personal-safety/ips2aad835e1/web 、2026-08-07確認)。

同じ画面には**「緊急リセット」**もあります。Appleの説明では、すべての人やアプリとの共有を素早く停止する機能です(前掲、2026-08-07確認)。**一覧を見る前にこれを押すと、何を止めたのかが自分でも分からなくなります。**急いで全部を止める必要がある状況でなければ、先に「共有とアクセスを管理」で一覧を見てください。

一覧ではなく、いま誰と共有中かだけを手早く見たい場合は、「探す」アプリを開き、画面下部の「人を探す」タブを見ます。ここに名前が並んでいる人が、あなたの位置情報を見られる相手です。名前をタップすると、その人との共有状態が開きます。

個別に共有を止めるときのボタンについては、Appleのガイドに「『探す』アプリを開いて、『人を探す』をタップし、人を選択してから、画面下部の『自分の位置情報の共有を停止』をタップします」という記載があります。ただしこのページはiOS 15以前を対象と明記しているため、ボタンの名称や位置が現行のiOSと同じかどうかは、当編集部では確認していません(出典: 前掲「チェックリスト2: 位置情報を管理する」、2026-08-07確認)。

戻すには: 同じ「人を探す」画面から相手を選び直し、位置情報の共有を再度開始します。ただしAppleは、個人情報安全性チェックの使用後に共有を再開する場合について「アプリやサービスによっては、情報の共有を再開したことを通知するもの」もあると書いています(前掲、2026-08-07確認)。止めるときより、戻すときのほうが相手に伝わりやすい場合があります。

副作用: 相互に共有していた相手とは、待ち合わせや帰宅時刻の確認といった日常の使い方ができなくなります。相手を失うのではなく機能を失うだけなので、必要なら特定の相手だけ残す、という選び方もできます。

iPhone — ファミリー共有では何が見えているのか

ここが見落とされやすい経路です。Appleは「ファミリー共有を設定して位置情報の共有を使用すると、家族が自動的に『人を探す』タブに表示されますが、家族も自分の位置情報をあなたと共有する必要があります」と説明しています(出典: Apple「『探す』と位置情報の共有」https://support.apple.com/ja-jp/guide/personal-safety/ips05ede4573/web 、2026-08-07確認)。つまり、個別に共有を設定した覚えがなくても、ファミリー共有の設定側で位置情報が出ている場合があります。

位置情報以外にも見える範囲があります。Appleは「ファミリー共有グループに参加している場合、ファミリー共有の管理者は、あなたが購入した項目を確認」できると書いています(出典: Apple「追加の安全対策手順」https://support.apple.com/ja-jp/guide/personal-safety/ipsce4cb8352/web 、2026-08-07確認)。位置情報だけを気にしていると、購入履歴の側から生活の動きが見えていることに気づきにくくなります。

戻すには: ファミリー共有の位置情報共有は、グループの設定側でオン・オフを切り替えられます。グループから抜ける操作は、位置情報だけでなく購入やサブスクリプションの共有にも及ぶため、抜ける前に何が共通になっているかを確認してください。

副作用: グループを抜けると、共有していたサブスクリプションやアプリの家族共有が使えなくなる場合があります。位置情報だけを止めたいなら、グループを抜けずに位置情報の共有だけをオフにするほうが影響は小さく済みます。

保護者の管理下にある未成年の方へ: この記事は、保護者に気づかれずに設定を外す手順を扱いません。困っている場合は、上に挙げた24時間子供SOSダイヤル(0120-0-78310)のような窓口に、まず状況を話すところから始められます。

iPhone — どのアプリが位置情報を受け取っているか

Appleのガイドの記載では、「設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「位置情報サービス」 と進み、アプリごとのアクセス設定を確認・変更します。選べる状態として「1度だけ許可」「アプリの使用中は許可」「許可しない」が挙げられています。さらにアプリごとに 「正確な位置情報」 のオン・オフがあり、オフにするとおおよその位置情報だけが共有されると説明されています(出典: Apple「位置情報サービス設定を管理する」https://support.apple.com/ja-jp/guide/personal-safety/ips9bf20ad2f/web 、2026-08-07確認)。

同じページには、位置情報の記録に関する設定として 「設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「位置情報サービス」>「システムサービス」>「利用頻度の高い場所と経路」 をオフにする手順も載っています(前掲、2026-08-07確認)。ここは「誰かに送られている」項目ではなく、端末側に溜まる記録です。端末のロックを他人が解除できる状況なら、読まれ得る場所と考えてください。

戻すには: 同じ画面で、アプリごとに元の許可(「アプリの使用中は許可」など)に戻します。「利用頻度の高い場所と経路」も同じ場所でオンに戻せますが、オフにしていた期間の記録は戻りません。

副作用: 地図アプリで現在地が出なくなる、天気アプリが地域を自動で切り替えなくなる、写真に位置情報が記録されなくなる、といった変化が出ます。配車・宅配・災害情報など、位置情報が機能の中心にあるアプリは、許可しないと使えないことがあります。

「アプリの権限、許可しないとどうなるか — 権限ごとに止まるもの・止まらないもの」で、権限ごとの止まり方を扱っています。

Android — Googleマップの「現在地の共有」は誰に届いているか

Googleは「現在地の共有設定を管理する」で、共有相手に見える情報として「名前」「プロフィール写真」「リアルタイムの位置情報」「バッテリーの状態」を挙げています。特定の相手との共有を止める手順は、デバイスの設定アプリで「位置情報」を開き、「位置情報」>「位置情報サービス」>「Google 現在地の共有機能」 と進んで、共有中のユーザーの一覧から対象の名前の横の「停止」をタップする、と記載されています(出典: Google「現在地の共有設定を管理する」https://support.google.com/accounts/answer/9363497?hl=ja 、2026-08-07確認)。

Googleマップ側から確認する経路もあります。プロフィール写真またはイニシャルをタップし、「現在地の共有」 を開くと、共有中の相手が並びます。相手のプロフィールをタップして「停止」を選ぶと共有が終わります。マップのヘルプは、共有相手に見えるものとして「名前と写真、デバイスの最近の位置情報、デバイスのバッテリー残量、充電状態、到着時刻と出発時刻」を挙げています(出典: Google「Google マップでリアルタイムの位置情報を他のユーザーと共有する」https://support.google.com/maps/answer/15437054?hl=ja 、2026-08-07確認)。

ここは特に見落としが起きやすい箇所です。 共有を始めるときに期間を指定できますが、「無効にするまで」を選ぶと期限なしで共有が続きます。数年前に一度設定したまま残っている、という形が起こり得ます。心当たりがなくても、一覧は開いて見てください。

戻すには: 同じ画面から相手を選び、共有期間を指定し直して共有を再開します。

副作用: 家族との待ち合わせ、高齢の親の帰宅確認、子どもの下校の把握といった用途で使っていた場合、その用途が止まります。

Android — どのアプリが位置情報を受け取っているか

Googleのヘルプでは、「設定」>「位置情報」>「アプリへの位置情報の利用許可」 から、アプリごとの許可を確認します。選べる状態は「常に許可」「使用中のみ許可」「毎回確認するか、共有時に許可する」「許可しない」と記載されています(出典: Google「アプリの位置情報の利用許可を管理する」https://support.google.com/android/answer/6179507?hl=ja 、2026-08-07確認)。

この項目名は、Googleのヘルプページどうしでも表記が揃っていません。 同じ選択肢について、別のヘルプページでは「アプリの使用中のみ許可」「毎回確認」という短い表記で案内されています(出典: Google「アプリの権限を変更する」https://support.google.com/android/answer/9431959?hl=ja 、2026-08-07確認)。端末のメーカーやAndroidのバージョンによって画面の文言は異なります。上のどちらの表記とも一字一句そろっていない場合は、意味の対応(常時/使用中のみ/そのつど確認/許可しない)で読み替えてください。

粒度の設定もあります。同じヘルプは「おおよその現在地」を、アプリがデバイスは約3平方キロメートルの範囲内にあると認識できる状態、「正確な現在地」を、アプリがデバイスの正確な位置情報を認識できる状態と説明しています(前掲、2026-08-07確認)。天気やニュースのように地域が分かれば足りるアプリは、「おおよそ」に下げても使えることがあります。 全部を切るより、粒度を下げるほうが生活への影響は小さく済みます。

アプリの一覧をまとめて見たい場合は、「セキュリティとプライバシー」>「プライバシー」>「権限マネージャ」 から位置情報の権限を持つアプリを確認する経路が案内されています(出典: Google「アプリの権限を変更する」https://support.google.com/android/answer/9431959?hl=ja 、2026-08-07確認)。

なお、アプリが取得した位置情報を第三者に渡すかどうかは、権限画面では分かりません。Googleは、アプリが位置情報を使う際に「このアプリはサードパーティと位置情報を共有することがあります」という情報ボックスが表示される場合があり、そこをタップすると共有方法と理由を確認できる、と説明しています。アプリストアのデータセーフティの記載も手がかりになります(出典: Google「Android アプリがデバイスの位置情報を共有するかどうかを確認する」https://support.google.com/android/answer/13982201?hl=ja 、2026-08-07確認)。

戻すには: 同じ画面で、アプリごとに元の許可に戻します。「正確な現在地」も同じ画面でオンに戻せます。

副作用: Googleは、端末の位置情報そのものをオフにした場合について、「デバイスの位置情報はどのアプリとも共有されず」、検索や地震アラート、タイムゾーンの自動設定が利用できなくなると説明しています。一方で、緊急通報には位置情報が自動送信されるという例外も記載されています(出典: Google「Android デバイスの位置情報の設定を管理する」https://support.google.com/android/answer/3467281?hl=ja 、2026-08-07確認)。地震アラートが止まることは、多くの人にとって軽い代償ではありません。 端末全体のオフは、いちばん後の選択肢として考えてください。

Android — タイムライン(旧ロケーション履歴)は誰に見えるのか

かつて「ロケーション履歴」と呼ばれていた機能は「タイムライン」になり、データの保存場所も変わりました。Googleのヘルプは、タイムラインがオンのとき、Googleアプリが開かれていない場合でも、デバイスの正確な位置情報が定期的にデバイスに保存されると説明しています(出典: Google「Google マップ タイムラインを管理する」https://support.google.com/maps/answer/6258979?hl=ja 、2026-08-07確認)。

確認と変更の経路は、Googleマップアプリでプロフィール写真またはイニシャルをタップし、「タイムライン」>「位置情報とプライバシーの設定」 です。ここで「位置情報がオン」と「タイムラインがオン」の両方の状態が見えます。オフにする場合は「タイムラインがオン」をタップして「オフにする」を選びます(前掲、2026-08-07確認)。

削除の選択肢として、すべてのデータの削除、期間を指定した削除、1日分の削除、個別の訪問履歴の削除、そして自動削除(3か月/18か月/36か月)が用意されています(前掲、2026-08-07確認)。

この項目は「誰かに送られている」経路ではありません。 端末に保存されている記録なので、その端末のロックを解除できる人が読める、という性質のものです。共有相手の一覧に出てこないのはそのためです。

戻すには: 同じ画面でタイムラインをオンに戻せます。ただし、削除した記録と、オフにしていた期間の記録は戻りません。

副作用: 「先週どこに行ったか」を後から確認する使い方ができなくなります。落とし物や紛失した端末の足取りをたどる用途でも使われている機能です。

止めたとき、相手の画面には何が出て、何が出ないのか

読者がいちばん知りたいのはここだと思います。確認できた範囲と、確認できなかった範囲を分けて書きます。

操作相手の画面に表示されると公式ドキュメントで確認できたこと確認できなかったこと
iPhone「探す」の共有を停止「相手に通知は送信されず、相手の友達リストにあなたが表示されなくなります」(Apple、iOS 15以前を対象としたページ、2026-08-07確認)iOS 16以降で同じ挙動かどうかを明記したページを、確認した範囲では見つけられませんでした
iPhoneで共有を再開「アプリやサービスによっては、情報の共有を再開したことを通知するもの」があるとApple自身が記載(2026-08-07確認)どのアプリ・サービスが通知するのかの具体名
Googleマップ「現在地の共有」を停止共有中の一覧から対象の相手を「停止」できることは記載あり(2026-08-07確認)停止時に相手へ通知が届くか、相手の画面がどう変わるかについての記載は、確認したヘルプページ内では見つけられませんでした
アプリごとの位置情報許可を変更相手は人ではなくアプリ提供者です。個人の画面に通知が出る仕組みは、どちらのOSのドキュメントにも記載を確認できませんでした各アプリが独自に通知を出す可能性
タイムラインをオフ・削除デバイス上の記録の設定です。他者への通知に関する記載は確認できませんでした同じアカウントにログインしている別端末での見え方

「記載を確認できなかった」は「通知は行かない」という意味ではありません。 ここを言い切ると、DVやストーカーの文脈にいる読者にとって、間違う方向が危ないほうに寄ります。分からないことは分からないまま書きます。

そのうえで、確認できた事実から言えることが1つあります。通知の有無にかかわらず、相手が自分の画面を開けば「一覧から消えた」ことは見えます。 静かに消える方法を探すより、消したあとに何が起きても対応できる状態(相談先を持っている、記録を残している)を先に作るほうが現実的です。

全部オフにしたほうがいいのか

いいえ、と書きます。この記事は「全部オフにしましょう」を勧めません。

位置情報の共有は、それ自体が問題なのではなく、あなたが同意していない相手に出ていることが問題です。次のような場合、共有はオンのままのほうが役に立ちます。

判断の順番としては、(1)まず一覧を開いて、共有先を全部見る、(2)自分が同意した覚えのある相手と、覚えのない相手を分ける、(3)覚えのない相手について、いつ止めるかを決める(すぐ止めなくてよい)、(4)粒度を下げて済むものは下げる、という流れが扱いやすいと思います。

位置情報が「バレてる」のはなぜか — 端末から相手に届く経路を全部並べるでは、この記事で扱った4つ以外の経路(写真のEXIF、SNSの位置タグなど)も含めて並べています。共有先の一覧を見ても心当たりが出てこなかった場合は、そちらを見てください。端末そのものに監視系のアプリが入っている可能性が気になる場合は、スマホが監視されている気がするとき、実際に確認できること・できないことで、確認できる範囲と確認できない範囲を切り分けています。

この記事で確認したこと・していないこと・できないこと

検証済み(当編集部が実機で画面を確認した項目): ありません。本記事に、実機での画面確認にもとづく記述は含まれていません。

未検証(公式ドキュメントの記載にもとづいて書いた項目): 本記事に載せた設定画面の順路、項目名、選択肢の名称、副作用の説明は、すべてApple・Google・警察庁・内閣府男女共同参画局・文部科学省の公開ページの記載にもとづいています。出典URLと確認日は各記述の隣に付けました。当編集部で実機の画面を開いて一致を確認する作業は行っていません。 表示が違う場合は、リンク先の記載を優先してください。

検証不能(当編集部の手段では確かめられない項目): 相手側の端末に何が表示されるか。他人の端末の画面は当編集部から見えず、公式ドキュメントに記載がない挙動を確かめる方法もありません。上の対照表で「確認できなかった」と書いた行は、すべてこの分類です。また、各アプリが取得した位置情報を実際にどこへ送っているかも、当編集部では検証していません。

もう一度、相談先

設定を確認した結果、心当たりのない共有先が出てきた場合や、止めることで相手との関係に不安がある場合は、一人で決めなくて構いません。


本記事の内容は、記載の確認日時点で当編集部が確認できた情報にもとづいています。OSやアプリの更新により、設定画面の名称や順路は予告なく変更されることがあります。操作の前に、各記述に付した公式ページで現在の記載をご確認ください。

本記事は情報提供であり、個別の状況に対する助言ではありません。また、法律に関する助言を行うものでもありません。被害が生じている場合、または生じるおそれがある場合は、上記の窓口へご相談ください。